離乳食の基本
離乳食とは
離乳食とは、母乳(ミルク)をやめることではなく、母乳(ミルク)以外の食品からも栄養を取り入れ、幼児食へと移行する過程の食事のことをいいます。
月齢に応じて、母乳(ミルク)と離乳食の割合、食品の大きさや固さを変えていき、噛み潰して飲み込むトレーニングを行うと共に、色々な食品の味と食感を覚えさせましょう。
上手な離乳食のすすめ方
- 授乳時間をきちんとして、離乳食を決まった時間に。
- 1日1回、1さじからスタート。
- 食材そのものの味を生かし月齢に応じて薄味で調理する。
- 材料は新鮮なものを。
- 無理じいしないでゆっくりと進める。
- 医師の指示により、過敏な食物は慎重に。
- できるだけ多くの種類の食品を選びましょう。
- 十分加熱しましょう。
離乳食を作るときの調理器具
食物アレルギーでは調理器具についた微量の食品にも反応することがあります。専用のものを用意いたしましょう。
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おろし金
目の荒さが2、3段階になっているものが便利。
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ミニすり鉢と
すりこぎ食器を兼ねたすり鉢の小サイズが最適。
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小なべ
少量を作るので、できるだけ小さいサイズを。
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まな板とナイフ
卓上用の小さなまな板とプチナイフが便利。
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レモン絞り器
果汁を作るのに便利。
絞りやすいものを選ぶ。 -
計量カップと
スプーンカップはなべとして兼用できるステンレス製のなべ型を選ぶと重宝。
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スプーン
持ち手が木製のものを選ぶと、火の上で混ぜたりするのに使いやすい。
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茶こし
果汁やスープをこすのに便利。
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万能こし器
みそこし器でもよい。小さめのサイズを選ぶと使いやすい。