食物アレルギーの赤ちゃんの離乳食

食物アレルギー(牛乳・卵・大豆)の乳幼児のための離乳食

はじめに

食物アレルギーに悩む子どもたちと家族がいます。この子どもたちが、一日でも早く普通の子どもたちと同じ食事ができることを願っています。
食物アレルギーは、食べてすぐ症状の出現する即時型と、食べたあとしばらくしてから症状の出る非即時型があり、喘息、アトピー性皮膚炎、消化管アレルギーなどに関与している場合があるともいわれています。食物アレルギーの子どもたちには、原因となっている食品を除去して離乳食を作る必要があります。
この場合、栄養不足にならないように、しかも楽しい食事にすることが大切です。この離乳食をつくる上で、ミルクのアレルゲン性を低減した「ニューMA‐1」は重要な食材料となり、これを活用すれば料理のレパートリーは広がり、より楽しく豊かな食生活になるでしょう。普通の食事ができるためにも、アレルゲンとなる食品を除去しなければならない時、この「食物アレルギー(牛乳・卵・大豆)の乳幼児のための離乳食」や「ニューMA‐1」は、お子さんの苦しみを少しでも軽減してくれる力づよい味方となるでしょう。
アレルゲンになる食品はいろいろありますが、今回は牛乳、卵、大豆の除去食をしなければならない場合に、「ニューMA‐1」の活用を中心として検討いたしました。医師の診察後、指導を受けた上でこの「食物アレルギー(牛乳・卵・大豆)の乳幼児のための離乳食」をお役だてください。
お子さんたちがすくすく育つことを心より祈念しています。

  • 大豆については一部注意書きがございます。

堀江内科・小児科医院
日本アレルギー学会専門医
堀江 正憲

TOP