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382件のQ&Aが見つかりました。
[からだ]
平熱を知りたい
病気の時の判断のために、平熱を知っておこうと思います。赤ちゃん用の電子体温計を使っていますが、測るたびに体温が違うのです。どのように考えたらよいのでしょうか。(3ヵ月)
赤ちゃんの体温は、体温中枢や発汗の機能が未発達なため、環境によって左右されやすいものです。平熱を正しく知るためには、赤ちゃんが落ち着いている同じ時間帯で3日間続けて検温し、その平均をとってみます。また、使用している体温計の性質を知っておくことも大切なことです。
電子体温計には実測と予測ができるタイプがあり、一般に使われるのが予測式です。1分弱でピッピッと表示される温度は「体温」ではなく、「予測温」といい、内蔵されたコンピューターが初めの数秒の温度のあがり方から最終的な温度を予測した値です。そのため、測る時の条件に影響されやすい欠点があります。短時間で測れる予測式は、入浴前の検温など日常的な体温の目安を知るには便利なものです。
微熱の心配や平熱を知るなどの場合は、実測式をおすすめします。ピッピッと鳴っても、そのまま10分ほど測り続けていると、途中からモードが切り替って実測値を知ることができます。使用説明書をよく読んで、上手に使い分けてください。
[からだ]
オムツに赤いシミ
オムツにオレンジ色の小さいシミがついていました。血尿でしょうか。心配です。(2ヵ月)
濃い塩水を作って置いておくと、やがて溶けきれない塩が結晶となって出てきます。オシッコも同じで、大汗をかいた時や哺乳量が少なくなった時など、排泄する水分を少なくして脱水状態にならないよう調節が働くとオシッコがかなり濃くなるので、成分の一部が結晶となって出てきます。尿酸塩といいますが、この結晶がオレンジ色のシミとしてオムツにつくのです。心配な症状ではありません。着せすぎや暖房のしすぎ、夏の外出の後によくみられますが、水分を与えれば普通のオシッコに戻ります。
[からだ]
顔に赤いブツブツ
おでことほっぺに赤いブツブツが出てきました。母乳をあげていますが、私が花粉症なのでアトピー性皮膚炎でしょうか。(2ヵ月)
赤ちゃんによっては脂腺からの分泌が活発で、1ヵ月前後にニキビのようなブツブツがたくさん出ることがよくあります。顔の皮膚にふれてベタつくようでしたら、入浴時にお母さまの手で泡立てた石けんをつけて洗い、十分すすぎ、清潔を心がけて様子をみましょう。お風呂の時だけでなく、授乳のあとも、お湯でしぼったガーゼで顔を拭くようにします。4~5日たってもきれいにならず、広がるようならお医者さんに相談してください。
[からだ]
便が毎日出ない
よく飲んで機嫌もよいのですが、毎日出ていた便が、だんだん2日に1回になりました。やわらかい便ですが、毎日出ないのは便秘でしょうか。(2ヵ月)
おなかにためこむことができず、飲んだ刺激で少しずつ何回も出ていた便も、生後1ヵ月を過ぎると腸管の水分吸収力もついてきて、便をためこむことができるようになります。やわらかい便であれば、3日くらいまでは便秘と考えず、自力排便を待っていてよいでしょう。それでも出なければ、綿棒で肛門を刺激してみます。
綿棒の先にオイルをつけて、オムツを替える時のように足をもち上げ、肛門を広げるようにして綿棒を入れます。2cmくらい入れて、数回出し入れをして様子をみてください。すぐ便が出なくて、おならが出ることもありますが、少し時間がたってから排便することもあります。
また、右回りにおなかのマッサージをするなど様子をみてください。
[からだ]
真っ赤になってうなる
オッパイを飲んでいる時以外は、ずっとウンウンとうなったり、苦しそうにいきんでいます。真っ赤になっているのをみると、どこかおかしいのではないかと心配です。(1ヵ月)
生後2~3ヵ月までの赤ちゃんは、よくうなったり、いきんだりするものです。昔の人が「うなりながら皮膚を広げて大きくなる」といったように、苦しいからというわけではなく、ひとつの運動と考えましょう。絶え間なく体を動かすことで、まだ未熟な心臓の動きを助けるための重要な働きをしているといった説もあります。
また、いきむと「便がたまっているのに出なくて苦しんでいる」と思うお母さまもいるようですが、必ずしもそうではありません。排便のために効率よくいきむことは便の固さに関係なく、生まれたばかりの赤ちゃんにとってむずかしいことですから、練習期間と考えたほうがよいかもしれません。
どちらにしろ、日がたつにつれて徐々にうなったり、いきんだりすることも少なくなり、やがてなくなります。
[からだ]
鼻づまりで苦しそう
鼻がつまって苦しそうな息づかいをするので、何とか楽にしてあげたいと思います。耳鼻科に連れていったほうがよいでしょうか。(1ヵ月)
鼻づまりは、鼻の粘膜から分泌される粘液に空気中のほこりなどの汚れがからみついたものが、赤ちゃんの細い鼻の穴で空気の流れをさまたげるために起こります。人間としてごく自然の生体反応ですが、お母さまにとっては、息づかいの音が苦しそうに感じられるかもしれません。しかし、音がするのは空気が出入りできている証拠です。授乳の時、音がしても5分間吸い続けて飲めれば、まず大丈夫です。
オッパイが飲めて眠れていれば、あわてて受診することもないでしょう。
綿棒を入れても、なかなかきれいに鼻くそを取り除くのはむずかしいもの。綿棒の先をフサフサにして鼻の先をくすぐり、くしゃみをすれば奥のほうから出てくることもあります。
鼻づまりがひどく、授乳のたびに口を離して息つぎをするような時や、食欲もなく、不機嫌になるようでしたら、小児科でみてもらったほうがよいでしょう。
[からだ]
虫歯対策
離乳食を喜んで食べます。このごろ口の中の汚れが気になってきました。虫歯をつくらないようにしたいのですが、どうしたらいいですか。(7ヵ月)
虫歯は、口の中の虫歯菌(ミュータンス菌)が歯垢について、それが甘いものによって酸をつくり、歯の表面のエナメル質を溶かすためにできます。対策は、この原因を取り除けばいいわけです。口の中に常在する虫歯菌は避けられませんから、砂糖を減らし、歯を清潔にすることで、虫歯を防ぐことができるのです。
この月齢では、大切なことは、離乳食のあと白湯や麦茶などを与え、口の中の酸度を下げることです。歯みがきは、赤ちゃんが嫌がったら、無理強いしないでください。しっかり汚れを取ることより、くり返しの中で楽しく習慣づけることがポイントの時期です。
[からだ]
うつぶせで寝てほしい
寝かせ方も、頭の形やお尻の形に影響すると聞いたので、うつぶせに寝かせてみるのですが、泣いて嫌がります。(5ヵ月)
頭やお尻の形は、赤ちゃん時代の寝かせ方で決まってしまうのでしょうか。どうやらそんなことではなさそうです。
生まれたばかりの赤ちゃんほど、寝かせ方で頭の形が変わりやすいのは事実です。変形能力があるからこそ、お母さまの狭い産道を通過できたのです。ですから、生後1~3ヵ月は、圧迫の方向、つまりうつぶせ寝かあおむけ寝かが頭の形に多少なりとも影響するでしょう。
うつぶせ寝は、 乳幼児突然死症候群と関連性があるともいわれているので、嫌がるならしない方がよいでしょう。この月齢になると、自分の好きな姿勢で寝ますので、うつぶせ寝を無理強いしない方がよいでしょう。
[発育・発達]
平均的な便の回数は?
今は1日2回の便ですが、雑誌に掲載されている赤ちゃんの「1日の生活リズム」をみると、授乳のたびに便をしていました。平均的には1日何回くらいするものですか?(1ヵ月)
便の回数は赤ちゃんによって、また月齢によっても違います。一般的に新生児の頃は回数が多くても、月齢が進むと徐々にまとめて出すようになる赤ちゃんもいます。おっぱいやミルクをよく飲めていて、やわらかい便が出ていれば、回数は特に気にしなくていいでしょう。
[発育・発達]
子どもに発達障害があるのではないかと心配です・・・
手足を落ち着きなく動かすのは『発達障害』と関係がありますか。いつも背泳ぎのように手足をバタバタ動かしているので、近所の人に「多動性障害じゃないの?」といわれてしまい心配です。(1ヵ月)
9ヵ月頃になると後追いや人見知りがあると聞きますが、誰に抱っこされても平気でニコニコしています。『自閉症』でしょうか。また、つねに指しゃぶりをしているのも気になります。(8ヵ月)
幼稚園では問題なく過ごしているようですが、リトミックの教室で周りの子たちのように座っていることができず、その場にひっくり返ってしまいます。インターネットでみると、こういう子は『広汎性発達障害』の疑いがあるとのことで不安です。(4歳3ヵ月)
インターネットや育児書を調べてみると、そこに書いてある多くの症状が、我が子の行動にあてはまるような気がして不安が膨らむ方が多いようです。しかし実際には「このような様子が見られたら発達障害」とすぐに見極められるような目安はありません。『発達障害』があるかどうかは、専門家であっても直ちに診断はできませんし、診断するためには継続して観察していく必要があります。
もしも不安があるようでしたら、まずは保健所や保健センターで発達の専門家に、一度お子さまを診てもらって相談するとよいでしょう。